ある日、突然やってくる脳梗塞の症状 

こんにちわ。福岡天神で東洋医学専門の治療をしている なの花鍼灸整骨院の多田です。

脳梗塞はFASTで防ぐとされています。

これは Face Arm Speech Time これらの頭文字ををとったものです。

が重要となってくるからです。

それぞれ説明をしていきますね。

Faceですが、これは 顔の片方のゆがみを見る事が重要です。

口を左右対称に開けて「イー」と発音をしてもらいます。

その際に、顔が歪んでいないかを確認します。

半身の麻痺は顔にも同様に起こってきて、口角の高さが違ってきます。

しっかりとチェックをしましょう。

次に Arm ですが、片腕が上がらないかどうか? 見てみましょう。

目をつぶっていただいて、両方の腕を上げて水平に伸ばします。

片方の腕が下がってくれば、そちらの方の麻痺を疑います。

Speechです。

ろれつが回らなくなる状態です。

簡単な文章を発音してもらいます。

舌がもつれる様になって話せなくなったり、意味不明な事を言っていたら何らかの異常があると考えます。

 

Time です。

上の3つの状態でも一つでも当てはまる状態であれば、脳梗塞の可能性があります。

本人をすぐに安静にさせて、迷わず救急車を呼ぶのがいいです。

 

あと突然のこんな症状は脳梗塞かもしれません。注意が必要です。

・体の半身に力が入らない 

これは最も多い症状です。持っていた箸を落としてしまう、歩く時に片足を引きずるなど、体の左右のどちらかに力が入らなくなります。

・体の半身が痺れる

体の左右のどちらかが、しびれた感じになってしまいます。
痛みというより、感覚が鈍くなった感じです。

・めまい、ふらつき

バランスがとれずにふらふらしたり、景色がぐるぐる回転したり、床が揺れている様な感じで、自分を支える事ができなくなってしまいます。

・物が二重に見える

突然、両目で見た際に物がダブって見えてしまいます。片目では一つに見えます。

・視界の半分が見えない

片目でも両目でも、突然視界の半分が見えなくなってしまいます。

・ろれつが回らなくなってしまう。

ろれつが回らなくなってしまって、言いたい事はあるのに、うまく話せなくなってしまっている状態です。

・言葉が出ない。

・物が把握できない。

・物事のやり方がわからない。

・空間の半分を認識できない。

 

以上の事があったりする場合は、脳梗塞を疑う場合があります。

参考にされてください。

脳梗塞の危険因子 です。

脳梗塞を引き起こす因子として

・高血圧

・糖尿病

・脂質異常症

・心房細房

があります。それぞれ説明をしていきますね。

高血圧ですが、これは強い圧力が血管に加えられている状態の事を高血圧といいます。

高血圧の状態が続くと、血管壁が傷ついて厚くなってしまって、血管にしなやかさがなくなってしまって、動脈硬化が進行してきます。
また、心臓にも負担がかかってくるので、心房細動などの不整脈の原因となる新肥大を引き起こして、心原性脳塞栓症の発症リスクを高めてしまう事になってしまいます。

糖尿病ですが、これは血糖値の高い状態が続いてしまう病気です。高血糖状態が続いてくると、血管の壁が傷ついてもろくなったり、脂質の代謝異常が起きたりするので、動脈硬化が進行するといわれています。高血圧や脂質異常症などの合併症の起こりやすく、糖尿病のある人は、ない人と比較すると2〜4倍脳梗塞になりやすいと言われています。

脂質異常症は、血中のコレステロールのうち、LDL(悪玉コレステロール)が増加すると、血管壁にプラークができて、動脈硬化が進みます。

*血管のコブをプラーク(粥腫)と言い、プラークができた状態を粥状(アテローム)動脈硬化と言います。

一方、HDL(善玉コレステロール)には血管についたLDLコレステロールを除去する働きがあります。
LDLコレステロールの値が高く、HDLコレステロールの値が低い場合は注意が必要です。

 

心房細動は、心拍が乱れる事を不整脈といいます。そのうち心臓の左心房が痙攣したようになってしまって、収縮してしまって、脈が不規則になってしまう事を心房細動と言います。
心房細動は老化現象の一つで、高齢になればなるほど発症する人が多くなります。
心房細動があると脳梗塞の危険性は3〜5倍になると言われています。
特に70歳以上の方は注意が必要です。

この心房細動がうまく働かないと、血液が停滞してしまって、血栓ができやすくなってしまいます。
この血栓が大動脈に入り込んでしまって脳の血管に詰まると脳梗塞が起こります。

心臓から送られる25%の血液は脳に運ばれるので、心房細動がある人は、脳梗塞の危険が高くなってしまいます。

次に脳梗塞の症状についてお話をしていきたいと思います。

☑ 身体の片側に力が入らなくなる。

☑ 身体の片側にシビレや感覚障害が出てくる。

☑ ろれつが回らなくなる。

☑ 他人の言葉が理解できなくなる。

☑ 目の視野が半分欠けた様に見える。

☑ 物が2重に見える。

✅ めまい・ふらつきがある。

✅ 頭がぼんやりする。

 

といった症状が出てきたら注意が必要になってきます。

脳梗塞の症状としてよく知られているのが

身体の片側が動かなくなる。 ろれつが回らなくなる。 などがあります。

脳出血でも同じ様な症状が出てきます。

症状だけで脳梗塞が脳出血かを判断する事はできません。また、全く違う病気のこともあります。

しかしながら、これらの症状が、ある日突然に起こった場合は、脳梗塞や脳出血など脳の血管の病気である可能性があります。

実は脳梗塞が脳のどの部分に発生したかで、症状が異なります。

身体の半身の麻痺や脱力、シビレ がある場合は大脳の運動神経が障害されると発生します。

言語障害は、大脳の運動神経が障害されると舌の筋肉などが麻痺して、ろれつが回らなくなってしまいます。
また、言語中枢が障害されると、言葉が出にくいなどの失語症が出てきます。

視野障害は、大脳の後ろの方にあるのですが、視覚中枢が障害されると、視野の半分が欠けてしまいます。
眼球の運動神経が障害されると物が二重に見えてきてしまいます。

めまいは、小脳や脳幹が障害されてしまうと、めまいやふらつきが起こります。

*ここで、よく勘違いをされる事が多いのですが、脳梗塞って脳の病気だから頭痛が起こるのでは? と思われる方が多いですが、実は脳梗塞の90%以上で頭痛は起こらないです。

頭痛が起こる代表的な脳の病気は、くも膜下出血です。この場合、多くが突然の激しい頭痛に襲われる事が多いです。片麻痺などの症状がある場合も頭痛がなかったりします。その様な状態になったら、すぐに病院での受診をおすすめします。

次に脳梗塞が起こりやすい時期ですが

夏の暑い日、季節の変わり目が多いです。

脳卒中は冬に起こりやすいといわれていますが、それは脳出血の場合です。

脳梗塞は夏に多く発生しやすいです。夏は汗を多くかきます。それによって血液がドロドロになって血栓ができやすくなるからです。

血圧の変動が大きい時も注意が必要です。

動脈硬化が原因の脳梗塞は朝に起こりやすく、血栓が詰まるタイプの脳梗塞は日中の動いている時に多いとされています。

早期発見・早期治療が重要になってきます。

脳ドックは、脳や首の血管の状態などを見て、脳の病気の危険性を調べる事ができます。
もし脳卒中につながる病変や危険因子が見つかっても、必要な対策を講じる事ができれば未然に防ぐ事ができます。

ここで脳ドックについてよくある質問について書いていきます。
知り合いのドクターから聞いた事です。

Q.脳ドックが勧められる人はどんな方ですか?

A.中高年で、高血圧、糖尿病、脂質異常症、心房細動、タバコ、飲酒、肥満等の脳卒中の危険因子を持っている方に勧められます。無症候性脳梗塞や脳血管の動脈硬化を表している病変が見つかる事もあります。また、親や兄弟に脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血を起こした人がいる場合は、40代くらいから脳動脈瘤の有無をチェックした方がいいとされています。

Q.脳ドックの検査では、どの様な事が分かりますか?

A.画像検査によって、脳梗塞の原因となる病変が見つかってしまうこともあります。
頚動脈エコー検査では、頚動脈の動脈硬化の過程が分かります。
これによって、脳梗塞の危険性が理解できます。
MRIの検査では、無症候性脳梗塞が見つかる事もあります。
脳血管に動脈硬化が起こっていることもわかります。
また、くも膜下出血の原因となる脳動脈が見つかる事もあります。

Q.脳ドックの検査によって、病変が見つかってしまった場合はどのような治療がされるのですか?

A.動脈硬化の所見や無症候性脳梗塞が見つかった場合、多くは経過観察となります。
危険因子となっている病気をきちんと管理して、生活改善に取り組むのがベストです。
脳動脈瘤が見つかった場合には、経過観察になる場合と外科的治療が行われる事があります。

 

Q.脳ドックの検査の内容はどんなのがありますか?

A.血圧測定、血液検査があって、頚動脈エコー検査、MRI検査があります。
MRI検査では、脳動脈瘤の有無、脳血管の動脈硬化の程度を調べたりもします。

病院によっては、心電図や認知機能検査なども行われます。脳ドックの料金は施設によって、あるいは検査項目によって違いはありますが、4~9万円というところが一般的なようです。

 

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鍼灸治療が中心の治療院を福岡天神で行っています。お体の全身を調整する治療を得意としています。また耳鍼治療を取り入れており、不定愁訴や自律神経の不調を改善することで再発を防ぐのを心がけています。