肩こりの原因

肩こりの原因についてお話をしていきます。

骨・関節が原因の肩こり

骨・関節が原因の肩こりはですね、身体を支えている骨格つまり特に骨と骨との骨組みに問題あるために生じている肩こりです。肩こりの原因で1番多いです。骨格が乱れていると姿勢も乱れている事が多いです。

この人間の骨206個あるうちで肩こりに関係している骨は、私が考えるに

  • 肩甲骨
  • 鎖骨(首の下にある出っ張った2つの骨です。)
  • 肋骨
  • 頚椎(首を構成する7つの骨です。)

以上の4つの骨が大変重要だと思います。それぞれ見ていきましょう。

・肩甲骨:肩甲骨は、背中の上にある天使の羽の様な感じの大きな骨です。肩甲骨は通常の骨と違います。体幹とは骨では繋がってはいなくて筋肉によって繋がっています。それによって自由に動く事が可能となっています。しかしその反面、動きの支点となる本当の関節がないために支える力が弱いので安定性にかけます。つまり僧帽筋・肩甲挙筋に負担がかかります。

 

画像は ストレートネックどっとこむさんよりお借りしてます。

・鎖骨: 正常な鎖骨は肩の方向に上がっていて、正面から見るとV時のようになっています。下り鎖骨の人はそれが一直線になっているように見えています。鎖骨が下がると肩こりになりやすくなります。

 

・肋骨:肋骨は内臓等を守るための大事な骨です。肩甲骨とは肩甲胸郭関節という関節を構成しています。肩甲骨がずれると肋骨も影響を受けます。また、その逆もあって肋骨がずれると肩甲骨もずれます。

・頚椎:首を構成する骨で7個の骨からなります。首は緩やかな前弯カーブとなっています。このカーブがまっすぐになっている、つまりストレートネックと言われる状態です。この状態になると首の重さ(体重の8%で体重が60キロの方だと4.8キロ)が肩にかかってきます。

肩甲骨、鎖骨、肋骨、頚椎は、肩こりに大変関係している骨です。

これらの骨をきちんと正常に整えてあげれば肩こりは改善しますよ。

 

神経・ストレスが原因の肩こり

次に神経・ストレスが原因の肩こり・腫瘍、内臓が原因の肩こりについてお話していきます。

まず神経が原因の肩こりは、脊髄や神経・神経根が圧迫される事で肩こりとなります。代表的な疾患としては

  • 頚椎症性脊髄症
  • 頚椎症性神経根症

等があります。頚椎は首を支えています。それに伴い椎間板が次第に弾力を失ってクッションの機能が弱くなってきて骨が変形していきます。それによって脊髄や神経根が圧迫されて、ひどい肩こりや手足が動かしにくい、手足がしびれるなどの障害が現れる事があります。その場合、すぐに整形外科に行き精密検査をされることをお勧めします。肩こりがひどくて整形外科を訪ねていろいろ調べてもらったら実は頚椎症性脊髄・神経根症があったという例が稀にあります。

頚椎症性脊髄症と頚椎症性神経根症って名前どっちがどうか分かりにくいですよね。神経根症の方の症状はどちらか左右一方に現れます。脊髄症の場合は身体の両側に症状がでやすいです。目安にされるといいですよ。

またここで神経が圧迫されてから起こって肩こりの症状が出てくるもので胸郭出口症候群というのがあります。以前ブログを書いているので参考にされたらいいです。

首は、大事な神経や自律神経が通っています。当院のクライアントさんで長時間うたた寝をしていて、首すじから肩にかけて重く、張った感じや痛みを感じたと訴えて来院される方も多いです。くれぐれもご注意した方がいいですね。

ストレスと肩こりはかなり関係があります。ストレス由来の肩こりでは、めまいのほかにも吐き気や癌性疲労などの様々な自律神経症状が出てきます。本当にツライ症状です。ストレスを解放して、首や筋肉を緩めて骨格をきちんとすると改善してきます。

 

内臓からくる肩こりとして 狭心症や心筋梗塞や 肝臓障害等があります。

肩こりの中でも1番注意したいものがあります。

・頚椎の腫瘍

・首のヘルニア

・首の靭帯の骨化症(後縦靭帯骨化症)

・肺がん

等があります。これらの場合ですと手足が麻痺したりしてきます。

 

厚生労働省の肩こりのデータ

また、厚生労働省の肩こりのデータからは

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表1

 

 

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表2

 

 

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表3

 

この上にある3つの図の出典は厚生労働省平成22年国民生活基礎調査の概説です。

自分の健康状態に対する自覚症状のアンケートで『肩こり』を自覚している人は
男性の2位(1000人当たり60.4人) 女性の1位(1000人当たり129.8人) となっています。

肩こりは、皆さん感じていますね。女性の方のデータを見てみると、4位に体がだるい。5位に頭痛となっています。

当院に来られているクライアントさんの80%は女性ですが、当院は東洋医学専門治療としていますが皆さん肩こりの症状と体がだるい・頭痛がある方は非常に多いです。また当院には腰痛で来院されるクライアントさんも多いです。国の統計でもそれが顕著に出ていますね。

次に表2を見ていただくと、これは 悩みやストレスの有無別構成割合 を示していて20代〜50代にかけて悩みが多いですね。やはり女性の方が多いです。この年代の方は結婚・子育て・親の介護・経済的な悩みが多いのでこの様な結果となっている様です。今まで病気や入院をしたことないのに40・50歳過ぎてから急に身体が悪くなったと言われる方多いです

最後に性・年齢階級別にみた健康意識の構成割合 の表3ですが年齢が上がるにつれて自分が健康であるという意識がだんだん少なくなっていますね。自分の健康は自分でなんとかしないといけないですね。当院のクライアントさんを見ていると若い時に健康づくりをしっかりされていた方は歳を重ねても健康が維持できている様に思えます。

厚生労働省の統計いかがでしたか? これを機会に健康について再度考えてみるのもいいかもですね。

当院は、これまでに肩こりのクライアントさんを多く診てきましたが、肩こりの原因が大き分けて4つあるように思えます。

当院で対応できないのは、神経・腫瘍・内臓が原因の肩こりです。この状態の方はすぐに内科・整形外科等の病院に行っての処置が最優先となります。

それぞれの詳しい話は後にしていこうと思います。楽しみにしておいてください。

他の2つの状態ですが個人差はありますがきちっと治療をしていけばかなりの頻度で改善していくと思います。

また、特によく症状を訴えられるのが 右の肩甲骨が先生痛いですと・・・ 

しっかり診てみると肩甲骨自体の痛みではなくて肩甲骨についている筋肉が問題でひどい肩甲骨の痛みがきている事が多いです。ここで前回のブログで書いたのですが再度、肩甲骨についている筋肉について書いていきます。

肩甲骨に付く筋肉

肩甲骨には16個もの筋肉が付着していいます。

回旋鍵盤と言われる筋肉が以下の4つとなります。よく四十肩五十肩と呼ばれる夜も寝れないほどの痛みがある症状で原因となっている筋肉です。
1棘上筋
2棘下筋
3小円筋
4肩甲下筋

烏口突起に付着する筋肉
5上腕二頭筋(短頭)
6小胸筋
7烏口腕筋

肩甲骨に付着する筋肉は以下の2つです。そのうち僧帽筋って名前変わっていると思いませんか?この由来はですね、この名はカトリックの一派であるカプチン会修道士のフードに見立てたことによってついた名前の筋肉なんですよ。

8僧帽筋
9三角筋

肩甲骨の関節下結節に付着する筋肉

10上腕三頭筋(長頭)

肩甲骨の内側に付着する筋肉

11大菱形筋
12小菱形筋
13前鋸筋

肩甲骨上角に付着する筋肉
14肩甲挙筋

肩甲骨下角周辺に付着する筋肉
15大円筋

頸部と肩甲骨に関する筋肉
16肩甲舌骨筋

以上、16種類の筋肉が付着します。(文献と研究者によって違います。

 

この赤丸で示している所が当院に来られているクライアントさんで痛みが多く発生している所です。

この痛い所ってじつは肩甲骨についている筋肉に問題があるんですよ

具体的には、大・小菱形筋や棘上・下筋に問題がある事が多いです。

この筋肉は、上の図の様に姿勢が悪いと常に引っ張られているので、この筋肉だけをマッサージ等で緩めてもすぐもとに戻ってしまいます。

肩が痛くなる→揉む→一時的に肩が柔らかくなる→また硬くなる→肩が痛くなる

を繰り返してしますので

当院では、肩肩甲骨の治療は基本的にマッサージはいたしません。

マッサージをしても筋肉を痛めるだけだからです。

姿勢とキチッと整える事で再び痛くなるのを防げます。

お気軽にご相談ください。




なの花鍼灸整骨院

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鍼灸治療が中心の治療院を福岡天神で行っています。お体の全身を調整する治療を得意としています。また耳鍼治療を取り入れており、不定愁訴や自律神経の不調を改善することで再発を防ぐのを心がけています。