顔面神経麻痺の原因

顔面神経麻痺に関しては当院の鍼治療は大変効果的です。

今回は顔面神経麻痺の原因についてお話します。

顔面神経麻痺が起こっているのですが、どうしてその様な状態になっているかを説明していきます。

突然、顔の表情がコントロールできなくなります。これが一番の顔面神経麻痺の特徴です。

人間の顔に表情を作り出す仕組みは、とても複雑になっています。顔には表情筋として20個ほどあります。

顔面神経麻痺 顔の筋肉

その一部の筋肉を上に載せています。(ネットよりお借りしました。)

これらの筋肉が合わさって、怒り、驚き、喜び、幸福の表情を表していきます。

この表情筋の動きを支配しているのは、顔面神経です。

この顔面神経に異常がきてしまうと、先ほど書いたとおりに

朝、起きた時に 顔がひきつる! 目・口が動かないといった状態になってしまいます。

顔面神経麻痺の原因としては、お顔にある神経が切れてしまって動かせない状態になっています。

まずは、神経からお話しをしていきたいと思います。

顔には23個の表情筋があります。1本の神経は、約3,000〜4,000本ほどの神経繊維からできています

この神経繊維1本1本が外側から神経内膜 髄鞘 軸索 となっています。

この状態がウィルスや外的な力によって切れたり炎症が起こると神経が切れてしまいます。

顔面神経において、炎症が起こりやすいのは、顔面神経が脳から表情筋へ向かう途中の膝神経節と呼ばれているところで、ここは周囲が硬い骨に囲まれているので、神経は膨張する事ができないのです。ですので顔面神経が圧迫されて1本1本の神経繊維に損傷が生じてしまいます。

この損傷の場所によって

脱髄型:髄鞘が壊れます。

軸索断裂型:軸索が切れます。

神経断裂型:神経全てが切れます。

があります。

膝神経節から表情筋までの距離は平均9センチあります。この神経が回復するためには6ヶ月ほどかかるのです。

 

顔面神経麻痺の60%の割合が多いのはベル麻痺です。

体内に存在しているヘルペスウィルスによって引き起こされているのです。

このヘルペスウィルスは、ひとつではありません。実に8種類ものウイルスが知られており、感染するウイルスにより、引き起こされる病気や症状はまったく異なります。

実は顔面神経麻痺に関係しているウィルスは、ヘルペスウィルスである事が分かっています。

簡単にいうと幼い頃にかかった 水ぼうそう ですね。大人になってこのウィルスが原因で帯状疱疹というのになります。

ここでウィルスと聞いて、感染るの??

と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな事はありません。インフルエンザとかとは違います。

顔面神経麻痺に関係するウィルスで他人に顔面神経麻痺は絶対感染しませんので安心してください。

麻痺しているのは顔面の筋肉ではなく神経が問題なのです。

次回はその神経について詳しく話していきたいと思います。

前回のブログでは、顔面の神経が切れる事で顔面神経麻痺が起こって顔の筋肉が動かなくなってしまうと書いたのですが、今回は顔面神経麻痺の2つの種類について詳しくお話していていきたいと思います。

顔面神経麻痺は ベル麻痺 と ハント症候群 です。

ベル麻痺はハント症候群に比べて症状が軽いです。ベル麻痺の原因はこれまで原因不明とされてきましたが、口唇ヘルペスを起こす単純ヘルペスⅠ型ウィルスが再活性が原因と分かってきました。これは、ヘルペスウィルスが体力が落ちた際に活性化する事で顔面の神経が麻痺してしまうそうです。ベル麻痺の発症率は人口10万人当たり1年間に20〜30人とされています。

当院に顔面神経麻痺で来院されているクライアントさんの中にも、ベル麻痺の方は半数ぐらいで比較的1ヶ月〜3ヶ月で完璧に治る事が多いです。

一方で、ベル麻痺と比べて重症化しやすのが、ハント症候群です

顔面神経麻痺のベル麻痺に比べて発症の前や後に帯状疱疹がでてきたりするとハント症候群の可能性があります。

ハント症候群は時々、耳全体が赤く脹れたり、耳の後ろに強い痛みを感じたりします。ひどい方になってくると、耳の中にある内耳神経も同時に侵されたりする事もあるので、めまい ふらつき 等が引き起こされたりします。

ハント症候群は、顔面神経管内に潜んでいた水痘帯状疱疹ウィルスによって引きおこされています。幼い時に水痘(水疱瘡)にかかって時に残っていたウィルスが顔面神経麻痺を引き起こします。ウィルスは違いますが、ベル麻痺と同じです。

ハント症候群は神経細胞に対して損傷が強いので、ベル麻痺と比べるとひどい麻痺になりやすいです。当院に通院されている方の中にもハント症候群の麻痺の方もいて通院期間も長くなる傾向です。発症率は人口10万人当たり2〜3人です。

 

当院の顔面神経麻痺の鍼治療では、早期の鍼治療により麻痺した神経・筋肉を回復させます。顔面神経麻痺は時間が経つほど、治りが悪く、後遺症が残ってしまいます。

発症から半年以上経ってから治療を始めてから改善する方もいらっしゃいますが、できれば発症から2ヶ月以内までには針治療を始めた方がいいです。

顔面神経麻痺については、西洋医学のお医者さんでも色々と考えがあって、早期に刺激した方がいいと言う方もいれば、1ヶ月は様子をみる為にステロイドのみの治療がいいと言う方もいます。  

私の考えとしては顔面神経麻痺が発症してから30日前後から顔面神経麻痺の治療をした方がいいと感じます。そして顔面神経麻痺の後遺症を残さないようにしっかりと治療をしていきます。

顔の針は一見怖いし痛そうに思いますが、実際は痛みは少しチックとする感じです。患者さんの中には眠ってしまう方もいらっしゃいます。

治療頻度としては、顔面神経麻痺発症から2ヶ月目にはできるだけ週2~3回の治療を行い、ある程度落ち着いてきたら週1~2回程度の治療となります。

 

お気軽にご相談ください。



なの花鍼灸整骨院

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鍼灸治療が中心の治療院を福岡天神で行っています。お体の全身を調整する治療を得意としています。また耳鍼治療を取り入れており、不定愁訴や自律神経の不調を改善することで再発を防ぐのを心がけています。