下肢静脈瘤とむくみと冷え性が油で改善?

先生、私、最近ふくらはぎの血管が浮き出てきて、何かデコボコになってますけどこれって何ですか?

お答えしましょう!!

下肢静脈瘤 です。

聞いただけで何やらおどろおどろしいと思った方もいるのではないでしょうか?

下肢静脈瘤は、ふくらはぎや太ももの筋肉の収縮によって血液が静脈を通り、心臓の方向へと上がって行きます。静脈には、逆流の弁があるので上がった血液は落ちません。

この静脈が緩んで、圧力がかかって弁が壊れる事で血液が逆流して静脈瘤と呼ばれる、血液の溜まりができます。解剖学的にいうと伏在静脈の弁が壊れています。

主な症状としては、血管が浮き出る・むくみ・だるい・疲れやすい・ほてる・かゆい・発疹がでる・足がつる・色素の沈着ができる等です。

女性に多く、立ち仕事をされる方々がなりやすく、50歳以降に多くみられます。よく見られるのが、静脈瘤が膨らまない様に圧をかけて足のむくみを取るには弾性ストッキングが効果的です。

下肢静脈瘤は、放置しても問題はないです。どうしても気になる方は、血管外科の専門家にしっかりと診てもらうのがいいと思います。

下肢静脈瘤の予防としては、立ちっぱなしをしない様にしないといけないです。立つと身長分の水圧が足の静脈ににかかって、静脈の弁が痛めるからです。足を適度に動かしたり、足を上げたりするといいですよ。

自然に静脈瘤って治らないんですか?と聞かれる事もあるのですが、自然に治る事はほぼないです。年齢とともに進行します。一度手術等を受ければほとんど再発はしません。

以前、このブログでむくみの原因についてお話しをしたのですが、当院に来られるクライアントさんとお話しを伺っていると、ひどいむくみで悩んでいる方の食事がタンパク質が少なく糖質が多い食事が多い様に感じています。

油の摂取方法を変えてみるのもいいですよ。

油も考えている以上に様々な病気に関連していることが多いです。

血液内のタンパク質が少なくなっていると血中内のタンパク質の割合を維持するために、血中の水分を外に排出されて、それが吸収されていない状態がむくみと呼ばれている結果です。

そんな状態でエステに行ったりサプリに頼っても根本的な解決にはなりません。しっかりとお身体と向き合う事が大事です。

また、以下の様なお悩みを受けることがあります。

肩こり・むくみがひどくて冷え性でお通じが悪くて少し動いただけで疲れる。

こんなお悩みの方は、結構多いです。

この症状、肩こりからくる事も多いですよ。この以前のブログで、自律神経失調症が糖質の撮りすぎや頭が肩より前にいくことで肩こりによって引き起こされてる場合があるとお話ししましたが、今回は、油を変えるだけで 肩こり・むくみがひどくて冷え性でお通じが悪くて少し動いただけで疲れる症状が改善した話しです。

当院では、クライアントさんが初診で来院された際にカウンセリングで、食事等をお聞きする事があるのですがツライ肩こりで悩んでいる方は 糖質 タンパク質 脂質 の三大栄養素について詳しく聞いてみると皆さん糖質(炭水化物)が多い食事を摂っていてタンパク質(肉・魚)が少ない食事が大半です。

脂質について全く考えてない方が多いですね。

糖質・タンパク質については皆さん気をつけられている事が多いのですが脂質(油)について気を使っていない事がほとんどなので詳しく説明します。 ちょっと文章が長くなってしますので興味ある方は読んでくださいね。

脂質(油)って聞くと いらないもの、太るからなるべく摂らないがいい、摂りすぎると癌になる等のネガティブなイメージがあります。コレステロール値が上がると、生活習慣病になる。血液がドロドロになって脳や心臓の血管がつまる。

はたしてこれってどうなんでしょうね?

確かに脂質を摂りすぎると肥満を招くのは事実です。しかしこの脂質を必要な量を摂らないと色々と身体に不調がきてしまいます。脂質は、身体を動かすエネルギー源、身体を作る細胞、身体の維持に欠かせないホルモンの材料等に必要です。

ただここで、単に脂質を取れば良いいいわけではなくて、いい脂質を摂らなければならないのです。

体内に入った脂質のうちエネルギーになるのは中性脂肪(トリグリセリド)です。

中性脂肪→グリセロール・脂肪酸→リンパ管に入って中性脂肪→身体の器官で再びグリセロールと脂肪酸(ここで遊離脂肪酸と言われる)

遊離脂肪酸は、血中に放出されて、タンパク質の一種であるアルブミンに吸着されます。血管内に入って全身んにエネルギー源として使用されます。使われなかった遊離脂肪酸は肝臓で中性脂肪となり貯蔵されます。これが一連の流れです。つまり中性脂肪はエネルギー貯蔵庫みたいなものなのです。

体内でエネルギーとして利用されるのは遊離脂肪酸だけではないです。脂肪酸は体内でケトン体という物質に変換されます。ケトン体ダイエットって聞いた事があるかもしれませんね。そのケトン体です。ここでは、長くなるのでダイエットの話しはしませんが・・・ つまり遊離脂肪酸とケトン体がエネルギーとして大事なのです。

糖質とタンパク質は1グラムについて約4キロカロリー、脂質は約9キロカロリーとなっています。一般的にカロリーが高いと太りやすいって事でダイエットで参考にされていますが、脂質は糖質やタンパク質に比べて2倍近くエネルギーになる事でもあります。

ここでよく聞くのが、でも先生、脂質ってコレステロールだからあんまり摂らない方が身体にいいんじゃないんですか?

日本動脈硬化学会等や研究者によっても論争となっている事です。最近のアメリカの研究発表によるとコレステロール値の上限を撤廃した等の話しを聞いたりしていますが、正直なところ、わからないです。しかしながらバランスよく偏った食事をしないというのが重要だと思います。

ただ、コレステロールの働きとしては、身体のホルモンを生成するのに必要であったり、細胞をつくる原材料だったりと重要な働きなのは変わりません。

油には、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2種類があります。この違いは、液体になる温度が違います。バターやラードは飽和脂肪酸、サラダ油、オリーブオイルは不飽和脂肪酸です。不飽和脂肪酸は、さらに1価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸に分かれています。1価のは、オメガ9 と呼ばれるオリーブ、菜種。多価は、オメガ3とオメガ6で、オメガ3はエゴマ油・アマニ油です。オメガ6はゴマ油等となっています。

ここで問題となってくるのが不飽和脂肪酸と近い構造をしているトランス脂肪酸です。多くの諸外国では禁止されています。何が問題かというと人工的に構造を変えているからです。トランス脂肪酸を多く身体に入れるとあまりよくないので気をつけるといいかもですね。

コレステロールですが、HDL(善玉コレステロール)とLDL(悪玉コレステロール)の2種類があります。

HDLは、各臓器や組織からコレステロールを吸収し、肝臓に運ぶ役割があります。

LDLは、肝臓から各臓器や組織にコレステロールを運ぶ役割があります。

では、油脂はどのようにとればいいのでしょうか?

植物油は、オメガ6の油を摂り過ぎているので、オメガ3が多く含まれている植物油を摂るといいです。

動物油は、質のいい餌で育った動物の油がいいです。

ここでよく聞かれるのが最近少しブームが下がったのですが、ココナッツオイルって身体にいいのですか?

という質問を受けるのですが、私はあんまりおすすめしないです。なぜかと言うとココナッツオイルは筋肉や脂肪として貯蔵しにくいからです。つまり太りにくいとして人気となっていますが、ココナッツオイルには、身体のホルモンを阻害する働きがあるみたいです。人によって違うので、あんまり食べ過ぎないのが賢明だと思います。

もう一つご質問に答えます。動物性油はなぜ身体に悪いのですか?

の答えですが、動物性油は飽和脂肪酸だからです。

飽和脂肪酸は、常温では固体の油なので人間の体内に入った場合、体内でも固まり事で動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞につながっていると考えられているからです。ただ、最近の研究者によるとそんなに悪い油ではないととう研究結果も出ています。

三回にわたって、油脂について説明をしてきましたが、まとめとして

植物油は、オメガ6の油を摂り過ぎているので、オメガ3が多く含まれている植物油を摂るといいです。動物油は、質のいい餌で育った動物の油がいいです。

オメガ3が多く含まれているもの:アマニ油、えごま油

オメガ6が多く含まれているもの:大豆油、ひまわり油、紅花油、米油、ごま油

動物性のもの:ラード、バターをグラスフェッドや平飼い、自然飼料や遺伝子組み替え飼料を使ってない家畜から作ったもの

お気軽にご相談ください。




なの花鍼灸整骨院

東洋医学を使った治療はお任せください!




ABOUTこの記事をかいた人

アバター

鍼灸治療が中心の治療院を福岡天神で行っています。お体の全身を調整する治療を得意としています。また耳鍼治療を取り入れており、不定愁訴や自律神経の不調を改善することで再発を防ぐのを心がけています。