肩こり・肩痛

肩こりの原因は10人いたら10通りあるぐらいそれぞれ原因は違います。

しかしながら、大きく分けて10 個の原因のどれかに当てはまってくると思います。

・薬を服用している。

・食事。

・枕が合っていない。

・寝る際に片方を下に寝る癖がある。

・足を組む癖がある。

・睡眠が不規則。

・筋肉が硬い、筋肉の量が落ちている。

・骨や筋肉に問題がある(腫瘍等)

・自律神経が乱れている。

・姿勢が悪い

等が考えられます。

足を組む癖も実は肩こりと関係している事があります。肩こりと足を組むのが関係する??

と思われた方もいらっしゃると思います。

全員が足を組んで肩がこるわけではありません。

当院に来院される女性で関節が柔らかくてすぐ風邪等を引きやすい方で体調不良が常にある方に多いように感じます。

なぜ、足を組む癖で肩こりになるかというと足を組む事で身体のバランスが左右どちらかに偏ってしまいます。下半身が右にずれたとすると、上半身がバランスをとろうとして左にずれます。そうすることで身体は全体のバランスをとろうとします。

女性の方時々見られるのが側弯という状態があります。側弯というのは、背骨は本来、正面から見て真っ直ぐなのが正常です。これが側方(左右)に曲がってしまった状態の事を側弯症と言います。

側弯症は、特別な原因なく発症する特発性側弯、生まれつき背骨が曲がっている先天性側弯、他の病気に伴って起こる病原性(症候性)側彎に分けられ、思春期の特に女児に発症する思春期特発性側弯が最も多く見られているとされています。もとも側弯があるとない方と比べるとバランスが乱れやすくなります。

PC作業等のデスクワークではなるべく足を組んだりしないほうがいいと思います。

 

睡眠が不規則であると身体の機能が落ちてきてしまってコリを感じやすくなってしまう事もあります。

よく夜10時~深夜2時は成長ホルモンが多く分泌される睡眠のゴールデンタイム と聞いた事もあるのではないでしょうか? また研究者によってはお肌のゴールデンタイムは入眠後3時間と言われています。

どちらにせよこの時間帯に脳の松果体(しょうかたい)からメラトニンという物質が分泌され、体温、血圧を低下させ、自然な眠りを誘う働きがあります。メラトニンは別名「睡眠ホルモン」と呼ばれています。またホメオスタシス(恒常性)にも深く関与しているとされています。ホメオスタシスは、人間の身体が健康な状態に保つための仕組みみたいなものです。メラトニンが直接、肩こり等に関係はないのですが、身体のバランスが乱れてくると、連鎖反応で身体の筋肉にも影響があるからです。睡眠時間と睡眠に入る時間はとても重要です。

枕が合ってない という事ですが

 

枕が合っていないと、肩こりの原因となる事もあります。

よく枕をした方がいいのですか?と聞かれますが、した方がいいです。首は解剖学的に言うと前弯という状態で前にカーブを描く様になっています。これがなくなってしまうとストレートネックと言われている状態です。ストレートネックとは,首の骨の配列が直線状になる事(頚椎の前弯がなくなる状態)をいいます。

長時間デスクワークを行う人に多く見られ,肩こりや頭痛の原因となっています。ひどい方になると,耳鳴り、めまい、吐き気を訴える場合があります.睡眠時間は平均、7〜8時間ですがこの長時間において首のカーブが維持できなかったり、首についている筋肉に負担がきたりと全くいい事がないのです。常に筋肉が緊張していると睡眠の質も悪くなってしまいます。後でどの様な枕が一番いいのかを説明していますので、参考にされるといいかもしれません。

寝る際に片方を下にして寝る のも肩こりで悩んでいる方にはよくないです。

一番理想的な寝方としては、仰向けで寝るのはいいです。

どちらか片方で横向きに寝る方は寝ている間で左右のどちらか向きに首や肩の筋肉が引っ張られたり、押し込められたりして無意識に筋肉を痛めている可能性があります。その状態を数年、数十年としていくと若い時はいいのですが、ある時限界がきて朝起きたりした際に首や肩に激痛で動かす事ができなくなってしまったりもします。

いわゆる寝違えという状態です。一回寝違えになってしまうと癖になりやすいです。当院に来られる方で、夜中に酔っ払って帰ってきて、面倒くさいのでリビングのソファーで寝てしまって朝起きたら首が固まってしまって来院されるというパターンも少なくないです。ソファの肘掛に頭をのせて寝てしまっていたようです・・・。

この様な感じにならない様に、なるべく仰向けで寝られる方がいいかと思います。

また、辛い肩こり・肩痛で薬を飲んでいると、特に精神系・ホルモン系のお薬ですが薬の成分は化学合成物質、石油系がほとんどです。体にとっては異物ですから、長く飲み続けるということは身体の臓器にも負担をかけ、血液を汚すことになり、さらにあらたな薬が増えるという悪循環になってしまう事が多いです。

薬を長期間服用していると神経の感覚が麻痺してきたり、凝っているのに痛み・違和感を感じにくくなってきたりもします。ですが現在、お薬を服用されている方がご自身で勝手にお薬等をやめるのは大変危険なので、処方された病院の医師に相談しながら徐々に減らしていくのがいいかとおもいます。症状が悪化してしまう事も少なくないからです。

次に食事ですが、3大栄養素といって 糖(炭水化物) 脂質 タンパク質をバンランスよく食べるのが理想です。2:4:4 の割合がいいです。糖質は少ない方がいいです。

甘い物やパン、ご飯、麺類は糖質です。最近ではダイエット等で糖質制限をされている方も多くみうけられます。

いきなり糖質を摂らなくなると、体調不良を訴えたりする事も多いみたいです。この状態になってしまうのは、普段の食事が高糖質・低タンパク食になっている事が多いようです。そうなっていると人間の代謝の機能が糖代謝から脂質の代謝にうまく変換できない事で生じています。

糖代謝で得られるエネルギーと脂質のエネルギーのバランスが大事です。脂質は、植物油の摂りすぎを気をつけます。特にパーム油やキャノラー油は控えていた方がいいです。

タンパク質は植物性タンパク質と動物性タンパク質がありますが、良質の動物性タンパク質(肉・魚・卵)を積極的に摂るのがいいです。1日最低、500g以上摂るのがいいです。動物性タンパクを割合として多く摂るのを念頭に入れているといいです。オススメとしては、牛肉はオーストラリア産やニュージーランド産のグラスフェッド(牧草だけで育てたもの)がいいです。卵は平飼いと言われる放し飼いの鶏の卵がいいです。

よく聞かれるのですが、果物は何ですか?と言われますがこれは、糖質になります。果物が身体にいいと思って食べ過ぎると糖質過多になってしまいますよ。

肩こりをはじめてとして全身のコリで悩まれている方は、糖質を多く摂りすぎている傾向があるようです。

また肩周りの構造に問題があったりもします。

肩関節の安定に欠かせない2つの力についてお話ししたいと思います。

今回、お話しする内容は、専門的なお話しです。

ツライ肩こりになってしまう場合、肩の関節内部にある「表面張力」と「陰圧」がどの様に安定的に働くのかについてです。肩こりの場合、この2つが正しく働いてないと考えられている説があります。

肩の関節内部では、表面張力と陰圧の2つの力が関節の安定化に働きます。

関節の中にある関節液がもたらす表面張力について説明します。表面張力とは、表面をできるだけ小さくしようとする傾向を持つ液体の性質の事です。関節液にも表面張力が存在するために、関節内部には関節液表面をできるだけ小さくしようとして力が生まれます。それによって肩の関節が安定します。

陰圧というのは、ある物質の内部の圧力が外部の圧力より低い状態です。陰圧の状態になると、吸着作用という力が発生します。

まっすぐ肩を降ろしている状態だと、体重の約5%の重さが肩に加わっていると言われています。しかしながら、陰圧によって吸着作用が肩関節内部に働く事で、肩全体が下の方に引っ張られる事なく肩を一定の位置に保つ事ができています。

肩の関節包に何らかの損傷が生じて、肩関節包の陰圧が減少していくと吸着作用が減少して肩の安定性は低下します。肩関節が反復性肩関節脱臼してしまった場合、関節包が損傷する事で肩関節が陰圧から陽圧になると吸着効果は小さくなって、上腕が動いてしまう状態である、不安肩となってしまう事もあります。

つまり、表面張力と肩関節の内圧が陰圧である事が、肩の安定に重要だということです。

また、肩関節の関節包は3つの役割があります。

 

  • 関節を安定させて、一定の位置に留める役割。
  • 関節液を産生する事で、関節軟骨に栄養を供給する役割。
  • 関節の位置や動きを探知する高感度センサーとしての役割。

があります。関節包は、外層と内層の2層構造をしており、外層を線維膜、内層を滑膜といわれており線維膜は太いコラーゲン線維からなる密性結合組織でできており、滑膜はとても柔らかい線維で作られた疎性結合組織からできています。この外層んある線維膜には、高感度センサーである機械受容器が存在しています。関節包が損傷すると、高感度センサーが機能しなくなってしまいます。

肩こりが酷くなると肩関節包まで影響があって肩にある高感度センサーが感じなる事があるので気をつけるといいかもですね。

また、よく聞かれるのですが

肩こりで何を飲んだらいいのか? 

とのご質問をよくうけます。

私がお勧めしているのは、コーン茶 ルイボスティー 麦茶 を飲んだりするのがいいと思います。

1日の様々な場所で、コーヒーや紅茶、緑茶などを飲むと、リフレッシュできます。

これは、こうした飲み物に含まれるカフェインに覚醒作用があるからです。

カフェインは交感神経を刺激して気分を高揚させたり、集中力と高めたり、頭を冴えさせたりします。

そして近年は、ガンや糖尿病、認知症などの病気予防に効果があると研究報告もあります。

しかし、このカフェインは、個人差はありますが摂取してから30分程度で覚醒作用のピークに達し、その後も約3〜6時間は作用が持続されます。

そのため良質は睡眠の確保には、夕方以降のカフェインの摂取を避けた方がいいです。

このブログを見ている方の中には、寝る前にコーヒーを飲んでもしっかり寝れるという人がいると思いますが、実際はカフェインが眠りの質を下げてよくないです。

寝る前の6時間前くらいからはノンカフェインのコーヒー等であればいいかと思います。

ノンカフェインであれば、肩こりにも影響が少なくていいかと思います。

どうしてもコーヒーが飲みたい方は、デカフェ(カフェインレスコーヒー)やたんぽぽコーヒーを飲まれたらいいと思います。

 

お気軽にご相談ください。




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鍼灸治療が中心の治療院を福岡天神で行っています。お体の全身を調整する治療を得意としています。また耳鍼治療を取り入れており、不定愁訴や自律神経の不調を改善することで再発を防ぐのを心がけています。