脳梗塞の検査・診断

こんにちわ。福岡天神で東洋医学専門の治療をしている なの花鍼灸整骨院の多田です。

今回は、脳梗塞の検査・診断についてお話をしていきたいです。

脳梗塞を発症すると、時間が経つにつれて脳の神経細胞が壊死していきます。

ですのでできるだけ早く治療を行って血流をよくする必要があります。

病院での治療の基本的な流れとして

問診や全身の検査、脳卒中重症度スケール(NIHSS) CTやMRI による画像検査が行われます。

それによって医師のよって脳梗塞かどうか判定されます。

さらに病変部の状態をより詳しく調べるために、MRA検査や3D-CTA検査が行われて、急性期の治療が決定されます。

ここで画像検査について詳しく解説をしていきたいと思います。

MRI検査は、磁気を利用した画像検査です。CTではわかりづらい脳梗塞もMRI であれば確認できます。特に拡散強調画像という特殊な画像を撮るとより分かりやすくなります。

CT検査は、X線を使用した画像検査です。脳梗塞では、病巣が黒っぽく写ります。短時間で撮影が可能です。
脳梗塞の場合、発症後3時間程度では画像にはっきりと変化が見えないです。

MRAはMRIで撮影した情報を処理して、血管だけ浮き上がらせた画像が出てきます。

3D-CTAは造影剤を静脈に注入させて、X線で血管を立体的に撮影します。
MRAよりも鮮明に撮れるメリットがあります。

病院で医師は、この画像の診断結果によって、どの治療を行うかを決定します。

梗塞巣が小さければ壊死しかかっている脳細胞を回復ができるので、血流を回復する治療ができます。

梗塞巣の大きさによっては、経過している時間にもよりますが、同じ場所が詰まっても広がる速さには個人差があるといいます。

また、このブログの最初の方で NIHSS という聞きなれない英語が出てきましたが

これは、脳卒中重症度スケールと呼ばれるもので 神経症状の重症度を調べるものです。全部で15項目あって合計42点です。この点数で5〜25点であればt-PA による治療が効果がある可能性があります。

上の図(病院より画像をお借りしました。)
の様な感じで重症度をみていきます。

全身の検査問診脳卒中重症度スケール(NIHSS)によって最適な治療を病院では受けられます。

脳梗塞の急性期の治療で第一選択として用いられるのが、血栓溶解療法t-PA治療です。

この治療は、体内にある血栓を溶かす酵素の働きを活性化させる t-PAという薬を静脈点滴する方法で

血栓を溶かして血流をよくさせる働きがあります。

t-PAを使用できるのは、脳梗塞の症状が出てきてから4時間半以内です。

4時間半を過ぎてくると、梗塞巣に出血するリスクがあり使用できないです。

また、過去に脳出血を起こした方もこの治療をする事ができないです。

このt-PA治療ができない場合は、

血管内治療というものを行います。

これは、足の付け根から脳の血管に対してカテーテルを送り込んで、血栓を取り除いてから脳の血流を再開させる治療方法です。また、この治療方法はt-PAと血管内治療を併用すると後遺症を軽減する効果が上がるため、同時進行で行われることもあります。

ここでまとめます。

t-PA治療ができる条件として

・脳梗塞、発症から4時間半以内。
・梗塞巣が比較的狭い。
・脳出血の既往がない 等があります。

血管ない治療ができる条件として

・脳梗塞発症後8時間以内。
・脳梗塞があまり進行していない。
・詰まっている血管が直径2ミリより太い 等があります。

 

t-PA治療や血管内治療が受ける事ができない場合は、内科治療が行われます。

血栓ができるのを防ぎ、脳の血流量を増加させる目的で行われるのが

抗血小板療法や抗凝固療法で、合わせて抗血栓療法と呼ばれます。

抗血小板療法では、血小板の働きを抑制させる薬を点滴、または内服します。

抗凝固療法では、血液中の凝固因子の活性化を抑える薬を点滴します。

また、脳梗塞による障害から脳を保護する目的で行われるのが、脳保護療法や抗浮腫療法です。

脳保護療法では、脳の組織を壊す活性酸素の働きを抑える薬を点滴します。

脳の組織の壊死を防ぎ、むくみを抑える効果があります。

抗浮腫療法では、脳の組織の余分な水分を減らして、むくみをとる薬を点滴します。

この治療方法は、腎機能が低下している方は受ける事ができないとされています。

疑問な点があれば、病院の主治医に聞かれるといいと思います。

お気軽にご相談ください。




なの花鍼灸整骨院

東洋医学を使った治療はお任せください!




ABOUTこの記事をかいた人

アバター

鍼灸治療が中心の治療院を福岡天神で行っています。お体の全身を調整する治療を得意としています。また耳鍼治療を取り入れており、不定愁訴や自律神経の不調を改善することで再発を防ぐのを心がけています。