脳梗塞リハビリで福岡の病院の名医がしている治療法

脳梗塞リハビリで福岡の病院の名医がしている治療方法という事でお話をしていきたいと思います。

脳梗塞後のリハビリの回復期において後遺症の1つである痙縮というのがあります。

痙縮というのは、筋肉が緊張しすぎて収縮してこわばって、手足が動かしにくくなっている状態です。

脳梗塞を発症してから、2〜3ヵ月ごろから現れやすいです。

急性期のリハビリが順調にいっていたとしても、よく起こります。

この痙縮が起こりやすいのは手足と指です。

手の指が握り込んだまま開きにくくなる、手首や肘が曲がる、足の指が突っ張って歩行がしにくくなる、といった状態になってリハビリにも支障をきたすようになってしまいます。

この痙縮があるために身体を動かさなくなると、さらに悪化して関節が固まる拘縮という状態になってしまう事もあります。

痙縮が起こる原因とは、急性期から麻痺側の身体を動かさないと、筋肉は縮んだ形でだんだん固まっていきます。

脳梗塞を発症して1〜2ヶ月すると、脳内では新しい神経を伝達するネットワークが出来始めてきますが、このとき筋肉が縮こまったままだと、筋肉を縮める間違ったネットワークができてしまうからです。

以前は、痙縮に対する効果的な治療方法がありませんでしたが、日本での2010年より成人の上肢・下肢に対するボツリヌス治療が保険適用となってきています。

ボツリヌス治療は、A型のボツリヌス製剤を注射する事で、筋肉の収縮を緩和を目的とした治療方法です。

筋肉が緩む事で手足の動きがよくなります。

しかしながら、ボツリヌス治療の効果は、注射をして3〜4ヶ月で消えてしまいます。

ですので、この注射を繰り返し行う必要があります。

ただし、痙縮が現れ始める早い段階からボツリヌス治療を行っていくと、注射をしなくてよくなるみたいです。

ある研究者によると、ボツリヌス治療によって、約4割の方が、下肢装具なしで歩けるようになっています。

足の筋肉でいうと、腓腹筋 後脛骨筋 ヒラメ筋 腕の筋肉であれば、母指内転筋 長母指屈筋 上腕2頭筋 深指屈筋 に注射をしていきます。

その間に、リハビリをしっかりとやっていくことで早期に回復するように促していきます。

経頭蓋磁気刺激治療(TMS)についてお話をしていきたいと思います。

経頭蓋磁気刺激治療(TMS)とは、磁気刺激によって、脳の特定の部位の神経活動を活発化させて、または抑制する治療の事です。まだ残っている神経に刺激を加えたり、脳梗塞の障害によって崩れた左右の脳のバランスを整えたりして麻痺側の脳の働きを活発にすることで、リハビリテーション効果を引き出して麻痺を改善しやすくします。この方法は、腕や脚の麻痺、失語症などの改善に効果があるとされています。

脳梗塞を発症して3ヵ月を過ぎると、脳の運動組織が回復に向かう過程は第2ステージへと移行してきます。

第2ステージは、障害のない部分が障害のある部分を補うため、大脳の皮質間に新しいネットワークが構築されることで、運動麻痺の回復が促進される時期です。

そのため、麻痺側の手足をできるだけたくさん動かして、新しい脳神経のネットワークを構築していきます。

ネットワークの構築は発症後3ヵ月ごろがピークで6ヵ月ごろまでには消失をしてしまいます。

この時期までに効果的なリハビリを行う事が重要です。

具体的には、麻痺側の手足などを動かして日常生活動作などの課題をこなす課題志向型訓練や、麻痺側の筋肉に電気の刺激を与えて動かす機能的電気刺激などがあります。

また、上にあげた治療だけでは不十分ですから日常生活動作のリハビリとして

日常生活動作の訓練も行います。

日常生活動作とは、食事・着替え・排泄・入浴などといった、日常生活を送る上で基本となる動作です。

この訓練では、自宅で自立して生活できる様になる事が目標です。

利き手が麻痺した場合は、以前は、利き手と逆の手で箸や鉛筆を持ったりする、利き手交換 の訓練をしてきているのですが、しかし現在は、回復の可能性が残ったいる場合には、利き手交換は行わないそうです。

日常生活動作ができる様になったきたら、炊事や掃除、洗濯などの家事や買い物、電話をかける、といった生活関連動作をしていきます。

生活関連動作をしっかりやっていくと、生活の質も必ずよくなっていきます。

脳梗塞のリハビリについてお話をしていきたいと思います。

病院において、脳梗塞発症後のリハビリでは、後遺症をできるだけ回復させるための訓練を行って、生活の質を高めるとともに社会復帰を早く目指すのを目的としています。

脳梗塞のリハビリは脳梗塞発症後48時間以内に開始するのが理想です。

脳梗塞発症直後は、まだ精神的ショックが大きかったりして、なかなか気持ちの整理がつかなくて、リハビリをする気力が出てこないかもしれません。

しかしながら、後遺症を軽減するためにも早期にリハビリを始める事が重要になってきます。

またリハビリを順調に続けていくには、家族や周囲の人達の協力が必要です。

リハビリには3つの区分があります。

急性期 回復期 生活期  です。

急性期は、脳梗塞の発症後2週間〜1ヶ月をいいます。
急性期のリハビリとしては、病院の中で行われます。早く退院するために、体を動かす訓練をして、出来るだけ早くに運動麻痺のリハビリを開始します。

回復期のリハビリは、発症後5〜6ヶ月までいいます。
回復期のリハビリは、歩行や日常生活動作などを集中的に行います。
この時期から痙縮(筋肉が緊張しすぎて、手足が動かしにくかったり勝手に動いてしまう状態のことです。)の治療をしないといけないです。

生活期は、脳梗塞から発症後6ヶ月以降を呼びます。
生活期は、通院しながら、あるいは自宅や施設でリハビリを続けます。
昔は生活期にはいってしまうと、身体機能や生活能力は改善しないとされてきていましたが、最近の研究では、生活期に入ってからも改善できることが分かってきました。

当院では、脳梗塞リハビリとして治療を行なっております。当院のクライアントさんでも、発症後すぐに治療をさせていただいた方の方が治りが早く、予後もいいです。

また、脳梗塞の後遺症による運動麻痺でよくみられるのが拘縮です。

拘縮は筋肉や靭帯などが障害されて関節が硬くなった状態で、手足や指が曲がったままになります。そのため健康な部位まで動かなくなってしまって、やがて心身の機能が著しく低下する廃用症候群となってしまいます。

廃用症候群を防ぐためには、出来るだけ早くから体を動かして、寝たきりにならない事が大切です。できれば、脳梗塞発症後48時間以内には手足の拘縮を防ぐストレッチをしたりする事が大事です。

お気軽にご相談ください。

脳梗塞の後遺症の1つに、食べ物や飲み物をうまく飲み込めなくなってしまう嚥下障害(えんげしょうがい)があります。

これは栄養不足になったり、誤嚥性肺炎を起こす事もありますので注意が必要です。

嚥下障害の検査では、嚥下内視鏡検査や嚥下造影検査 があります。

嚥下障害のリハビリにおいては、ゼリー状の食べ物を飲み込んだりしていきます。

口で食事がとれない場合は、チューブや胃ろうによって栄養をとっていきます。

脳梗塞を起こしてしまうと、誤嚥性肺炎に注意をしなければならないです。

これは、咳反射や嚥下反射に関係の深いサブスタンスPという神経伝達物質が減ってしまうのが原因で、嚥下障害が起こりやすくなります。

嚥下障害があると、誤って食べ物などが肺に入ってしまう事があります。

そこから、肺にウィルスなどが感染して誤嚥性肺炎になってしまうからです。

また、脳梗塞で起こる障害で多いのが、高次脳機能障害があります。

高次脳機能障害は、認知や思考や感情といった脳機能の障害です。

脳梗塞の発症から発生したりします。

リハビリでは、聞く、読む、話す、書くといった専門的に治療する言語聴覚療法を行います。

他にも、脳梗塞の障害では

・失語症:発語がぎこちなくなったり、言葉の意味がわからなくなったりします。

・失認:聴覚や視覚などに異常がないのに、物を認識できなくなります。

・半側空間無視:視空間の右半分あるいは左半分の空間しか認識できない現象です。

・失行:物の使い方などがわからなくなります。

・記憶障害:新しい事が覚える事ができなくなったり、昔の事が思い出せなくなってしまいます。

・感情障害:急に怒ったり、泣き出したりします。

この他にも、運動麻痺があったりします。

運動麻痺においては、麻痺のない方ばかり使っていると、麻痺のある方を動かさないと、運動麻痺は悪くなってしまいます。

人間の大脳には、左右の脳の働きのバランスをとる半球間抑制という現象があって、片方の脳の働きが活性化していいる時には、もう片方の脳の働きは抑えられています。

つまり、麻痺のない側を使いすぎていると、麻痺のある側の働きが落ちてしまっています。

かつて、利き手交換や両手を積極的に使うリハビリの仕方はされなくなりました。

運動機能を改善するには、麻痺のある側を積極的に使う事が大切になってきています。

リハビリにおける注意点です。

麻痺のない側を使っていると、麻痺が悪化する可能性があります。

運動麻痺の後遺症を抱えながらの生活には、多くの苦労と家族の支えが大事になってきます。

しかしながら、自宅で寝てばかりいたり、病院でのリハビリだけですと麻痺は悪化してしまいます。

一方で病院以外で自宅でリハビリを続けて、自分でできる事は自分でされている方は残っている運動機能が保たれていて改善が見れれています。

ただし、ここで注意をしたいのが、日頃から体を動かしている場合でも麻痺のない側ばかり使っていても、麻痺のある側を動かしていないと運動麻痺は悪化していきます。

これは、人間の大脳には左右の脳の働きのバランスをとる半球間抑制という現象によるものです。

片方の脳の働きが活性化している時には、もう片方の脳の働きは抑えられます。

つまり、麻痺のない側を使いすぎていると麻痺のある側の働きが更に低下してしまうからです。

この仕組みは近年、明らかになってきたそうです。

現在では、利き手交換や両手を使う訓練は現在ではしなくなっています。

最近では CI療法といって

麻痺のない側の手腕を動かさず、麻痺のある側の手腕だけを動かして作業などを行う訓練です。

当院の訪問リハビリ鍼灸においても麻痺側のストレッチは取り入れています。

この際、両手をバランスよく使うのではなくて、麻痺のない側を固定するのは、半球間抑制の仕組みによって麻痺側の脳の働きをより活発にしようとしています。

手腕の運動機能回復に効果が期待されています。

その他にも

経頭蓋磁気刺激治療(TMS)があります。

これは電気によって筋肉を刺激して神経の興奮を促す働きがあります。

治療的電気刺激療法(TES)は皮膚に貼り付けた電極から筋肉や運動神経に電気刺激を与えて筋肉の収縮を促します。

脳梗塞の急性期に使用すると、運動麻痺の悪化を防いだり、痙縮を予防する効果があるとされています。

早期にお身体を回復させるためにも、当院でも脳梗塞リハビリに対するクライアントさんの治療に対しても
電気治療を積極的に取り入れております。

一人で歩行が困難な方や寝たきりの方に対して訪問リハビリはり・きゅうをやっております。
これは、健康保険を使用します。
保険を適応とする場合は医師の同意書が必要になってきます。

気になる方は、お気軽にお問い合わせください。




なの花鍼灸整骨院

東洋医学を使った治療はお任せください!




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鍼灸治療が中心の治療院を福岡天神で行っています。お体の全身を調整する治療を得意としています。また耳鍼治療を取り入れており、不定愁訴や自律神経の不調を改善することで再発を防ぐのを心がけています。